公爵と見る十日間の夢
RITA賞受賞作家が贈る、華麗なる英国社交界ロマンス。
愛なき結婚をした二人の、10日間の賭けの行方。
エディーは社交界で、‘夫に捨てられた公爵夫人’と噂されている。
それもそのはず、夫マルグレーブ公爵は結婚後すぐに異国に行き、5年もの間それっきり。
そもそも美しさとは縁遠いエディーが見目麗しい公爵と結婚できたのは、彼女が裕福な家の出で、一方の公爵は高貴な血筋ながら多額の借金を抱えていたからなのだ。
だが、愛なき結婚であろうと、社交界で陰口を叩かれようと、エディーは一人きりの生活に満足していた。
そんなある日、突然公爵が英国に戻ってきた。
戸惑うエディーに彼は、跡継ぎが欲しくなったのだと言い出し……。
■人気ヒストリカル作家ローラ・リー・ガークがお届けするのは、『侯爵を結婚させる方法』の関連作。
前作にも登場し、結婚仲介人のヒロインに「最大の失敗」と言わしめた男女が今回の主人公です。
傷ついて渡英してきたアメリカ人令嬢エディーとチャーミングでモテモテ、でも借金まみれの公爵。
二度と会わない約束で、二人が愛なき結婚を誓ったのは5年前のこと。
以来、公爵は遠い異国へ。
エディーは「捨てられた公爵夫人」と噂されながら、ひとり地所を管理する日々。
互いに満足な取引に思えたものの、大けがを負った公爵が突然帰国し、妻にやり直したいと告げたことから事態は一変します。
突然のことに戸惑う彼女に、公爵はある賭を持ちかけ…。
RITA賞受賞作家が贈る切なさといとおしさが胸いっぱいに広がる恋物語をお楽しみください!
更新中です。しばらくお待ちください。