ヒロインになれなくて【ハーレクインSP文庫版】
父危篤の知らせを受け、ケイトリンは再び故郷の土を踏んだ。
まだ父の再婚相手の長男リノに恋する10代の少女だったころ、次男の事故死の責めを負わされ、彼女はこの町を去ったのだった。
皆の冷遇には耐えられても、リノの憎しみの視線は胸にこたえた。
5年ぶりに再会した今なお、その瞳からは敵意が消えていない。
だが、そんなケイトリンをさらに苦しめる出来事が待っていた。
彼女を不実の子と信じる父が、血液鑑定を要求してきたのだ――実子でなければ相続権は一切なく、仮に実子であるなら、この先ずっとリノとともに地所を守らなければならないという!*本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。
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