エストレリャは友人の遺作映画の宣伝にカンヌへとやってきた。<br />映画の買いつけに来た関係者に上映権が売れれば、過酷な状況に置かれている多くの子どもたちを救えるのだ。<br />だが必死の思いは、無惨にも踏みにじられる。<br />カルロという初対面のイタリア人男性の見当違いな侮辱によって。<br />