翡翠色の情熱【ハーレクイン・セレクト版】
リポーターのアリアンは、マノロ・デル・グアルドの屋敷を訪れた。
著名な実業家であるマノロを、泊まり込みで取材するのだ。
彼は妻を亡くしたばかりで、取材中も赤ん坊が泣く度に中座した。
生後6カ月の娘がなつかず、ナニーがすぐに辞めてしまうのだという。
その夜、アリアンは激しく泣く赤ん坊の声を聞きつけた。
子供好きなのに子供をもてない体の彼女は衝動を抑えきれず、声を頼りに子供部屋へ向かうと、赤ん坊を懸命にあやした。
アリアンの腕の中で安らかな寝息をたてはじめた娘を見て、部屋に入ってきたマノロは驚くべき提案をする。
「このまま屋敷に残って、娘の面倒を見てくれないか」と。
■取材のあとちょうど休暇を取る予定だったアリアンは、マノロの提案を受け入れます。
赤ん坊の世話をできる喜びに震え、同時にマノロの抗いがたい魅力に戸惑いも感じながら。
やがてマノロは、アリアンを娘の側に置くため、便宜的な結婚まで提案して……。
*本書は、ハーレクイン・クラシックスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。
ご購入の際は十分ご注意ください。
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