ボスとナニーの契約結婚
ナニーの仕事ではとどまらず、彼女は妻になる‘契約’を結んだ。
ナニー派遣会社から紹介され、マギーは瀟洒なペントハウスを訪ねた。
現れた物憂げな黒い瞳のジェイスン・ギャレットは、息をのむほどハンサムなシングルファーザー。
生後6カ月の息子の世話を彼女に頼みたいと言う。
父親そっくりのつぶらな黒い瞳。
マギーはたちまち赤ん坊の虜になった。
やがて迎えた6週間の契約満了日、ジェイスンから驚くべき提案が――。
「ぼくと結婚して息子の面倒を見てくれるなら、君に100万ドル支払う」それだけ莫大なお金があったら、私の育った児童養護施設を経営危機から救うことができる……。
マギーは悩んだすえ、結婚を承諾した。
■数々の受賞作を誇る作家、テレサ・サウスウィックのナニーがヒロインの物語をお楽しみください。
「この世に金で買えないものなどない」と豪語する尊大な億万長者と、恩人のために愛なき結婚をしたヒロイン。
はたして、その選択は正しかったのでしょうか?
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