億万長者と囚われの君
なぜ、白馬の王子のようにふるまうの?わたしを軽蔑しているはずなのに……。
グレースは元恋人にだまされ、両親の家まで抵当に取られたが、どうにかお金を返してもらおうと、きっぱり縁を切れずにいた。
ある日、強引に誘われ街で噂の豪邸に連れてこられる。
元恋人の旧友だというその屋敷の主――ジャック・コナリーは思いがけず魅力的な男性で、グレースはひと目で彼に惹かれた。
だが、彼女は呆れかえった。
金の無心が訪問の目的だったのだ。
きっと私も、お金目当ての女だと蔑まれているんだわ。
しかし後日、彼女のオフィスにジャックがとつぜん現れる。
彼はグレースの仕事のピンチを救うと、なんと唇を奪ってきた!■ハーレクイン・ロマンスは、みなさまのご愛読で3200号を迎えることができました。
華々しく記念号を飾るのは、1979年の創刊時からHQを支える超大物作家アン・メイザーです! 巻頭には、作者から日本の読者へ向けたメッセージも収録。
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