買われた妻【ハーレクイン・セレクト版】
ロミーは意を決して、社長シャビエルのオフィスに向かっていた。
3年前、彼女は初めての恋に落ち、シャビエルに純潔を捧げたが、彼から「きみを愛していない」と突き放され、追い払われた。
今もまだ、そのときの痛みは完全に消え去ってはいないけれど、窮状に陥っている父のため、どうしても彼に会う必要がある。
じつはロミーの父はシャビエルの会社で経理を担当していた。
ところが病に倒れた母の治療費や投資の失敗から借金をつくり、とうとう会社のお金を横領してしまったのだ。
必死に許しを乞うロミーに、シャビエルは冷たく言い放った。
「君が僕の妻になり、子供を産むのなら許そう」■ハーレクイン・ロマンスを代表する作家の一人ヘレン・ビアンチンが描く王道の便宜結婚ロマンスです。
ゴージャスでロマンティックな世界観は圧巻! 2010年の作品です。
*本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。
ご購入の際は十分ご注意ください。
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