三度恋する
重役秘書ライアは18歳のときに母を亡くして以来、頻繁にトラブルを起こす妹の世話を懸命にやいてきた。
その妹もようやく看護師として就職し、やっと肩の荷が下りたと安堵していた矢先、ライアは突然の妹からの電話に凍りついた。
無免許運転で自動車事故を起こしてしまい、同乗していた恋人はいまだ昏睡状態だというのだ。
すすり泣く妹に呆れながらも、ライアはなぜか突き放せずにいた。
すると今度は、妹の恋人の叔父だという大富豪のジャレッドが訪ねてきて、甥に付き添うこともしないライアを厳しく責めた。
ああ、なんてこと! 彼は私を妹と勘違いしているんだわ。
■トラブルメーカーの妹の後始末をさせられてばかりだったライア。
しかし、今度のトラブルは彼女と大富豪ジャレッドを引き合わせてくれました。
絡み合った糸がほぐれていくにつれ、愛も深まり……。
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