嘘つき天使
17歳まで修道院で過ごした天涯孤独のアレクサンドラ。
父亡き後、共同事業者だったジェイスンに引き取られるが、生まれて初めて優しくされて、彼に恋心を募らせていく。
だが、20も年の差があるジェイスンにははなから相手にされず、アレクサンドラの小さな胸は締めつけられるのだった。
ある夜、アレクサンドラは彼の寝室へ行き、嵐が怖いと嘘をついて、添い寝をしてほしいと懇願した。
するとジェイスンは低く押し殺した声で、少女を厳しく叱った。
「自分が何を望んでいるのか、知るには早すぎるんだ」
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