愛と哀しみの富豪一族
絶大な権力を誇る義兄から、私は逃れられない定めなの?シェイは17歳のときにロンドンへ出てきて働き始め、社長であるライアン・ファルコナーの圧倒的な魅力の虜になった。
やがて求められるまま純潔を捧げたが、ライアンは結婚を切望する彼女の気持ちを踏みにじった。
‘きみは、ただの愛人にすぎない’と冷たく言い放って。
身も心もぼろぼろになったシェイは哀しみとともにそっと身を引いた。
そんな彼女を救い愛してくれたのは、彼の末弟リッキーだった。
しかし6年後の今、リッキーが不慮の事故で亡くなると、ライアンが再びシェイの目の前に現れ、厳しい声で命じた。
「きみにはファルコナー家の屋敷でずっと暮らしてもらう」■英国のエリザベス女王も認める作家キャロル・モーティマーによる、1985年に発表されながら長らく未邦訳だった貴重な長編作品がついに登場! 誇り高きファルコナー家の傲慢な当主に翻弄され、愛にさまようヒロインを描いた究極のメロドラマをご堪能ください。
更新中です。しばらくお待ちください。