星屑のシンデレラ
彼は私をこう呼んだ。
‘完璧に都合のいい愛人’と。
‘イタリアのプレイボーイ’と名高い大富豪レアンドロに勤め先のバーで見初められ、マーニーは彼と同棲を始めた。
昼夜を問わず求めてくる彼との、めくるめく愛の営み――だが、彼は決してマーニーを公の場に同伴しなかった。
1年が過ぎ、ふたりの関係に疑問を感じ始めた矢先、ふとした諍いから彼が発した言葉にマーニーは衝撃を受ける。
きみは愛人だ。
この先ぼくの妻になることはない……。
深く傷ついたマーニーはレアンドロの屋敷をあとにした。
お腹のなかに新たな命が宿っているとは夢にも思わずに。
■別離の直後に事故で記憶を失ったマーニー。
お腹の子の親権が欲しいレアンドロは、何とか彼女と結婚しようと完璧な婚約者を演じ始めますが……。
繊細かつドラマチックなシンデレラストーリー。
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