孔雀宮のロマンス【ハーレクイン文庫版】
5年ぶりに南の島で再会した婚約者には、すでに恋人がいた。
帰るに帰れずテンプルは途方に暮れ、船着き場へと向かうが、船員に女は断ると言われ、男装して船に乗り込むのだった。
2人用船室に待ち受けていたのは、物憂げな美しい男性リック。
‘孔雀宮の主’だと名乗る貴人は、皮肉めいた笑みを浮かべて、おどおどとした少年姿のテンプルをじっと見つめた――その夜、激しい船酔いに陥ったテンプルは、深い眠りのうちに男装をすべて解かれてしまう。
翌朝、怯えるテンプルにリックは、悠然と微笑んだ。
「女の子だって、最初からわかっていたよ」*本書は、ハーレクイン・クラシックスプレミアムから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。
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