大富豪と愛を宿したメイド
彼にとっては、利用できる道具だった。
私の愛も……二人の赤ちゃんさえも。
その夜、メイドのレイニーは強欲でわがままな伯爵夫人に従って、モナコの王族が主催する舞踏会にいた。
そこで突然、世界的な億万長者カシウスからダンスに誘われる。
気づいたとき、レイニーは彼のペントハウスにいた。
「僕が君を喜ばせられなかったら、1千万ドルやろう。
だが喜びを味わえたなら、僕の子供を宿してもらう」カシウスの冷酷だが熱い誘惑に、無垢なレイニーはとまどった。
バージンの身で彼に従ったのは、病弱な祖母と盲目の父にお金を送るため? それとも……彼が運命の男性だと信じたため?■ハーレクイン・ロマンスに欠かせないトップ作家、ジェニー・ルーカス。
冒頭の、伯爵夫人の白い高級毛皮にヒロインがコーヒーをこぼすシーンを読んだら最後、ページをめくる手がとまらなくなるはず。
ロマンスのジェットコースターを、どうぞお楽しみください!
更新中です。しばらくお待ちください。