ナニーが恋した傲慢富豪
彼にはお金が、私には愛がある。
だから、彼への想いは知られてはだめ。
保育士のリビーのもとに、その日届いた悲報――リビーに5歳の愛娘モーガンを預けて旅立った親友夫妻が、不運にも異国で命を落としたというのだ。
あろうことか夫妻が法定後見人に指定していたのは、傲慢で軽薄なプレイボーイ、ジェスだった。
ラスベガスで最も裕福でハンサムな実業家のジェスを親友夫妻の結婚式でひと目見た瞬間、リビーは彼に夢中になったが、思わせぶりな言動をとるだけで、彼が誘ってくることはなかった。
一度も。
あんな遊び人にモーガンを託すわけにはいかないわ。
リビーはモーガンのそばにいるため、ナニーになることにするが……。
■ナニーと億万長者の雇い主の恋を描いた、D-1727『ボスとナニーの契約結婚』の関連作。
ずっとつれないそぶりだった憧れの大富豪の屋敷でナニーとして暮らすことになったヒロイン。
でも、やはり彼は冷たくて……。
切ない恋心が胸に迫る逸作です。
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