目覚めれば愛は宿り
記憶を失っても私にはわかる。
おなかの子は愛する人の子だと。
憧れていたボス、大富豪エミリアノと恋仲になって3カ月。
シエナは、故国から戻った彼の様子に異変を感じた。
翌朝、新聞を見た彼女は理由を知ると同時にショックを受ける。
嘘よ! エミリアノが同郷の女性と婚約するなんて。
シエナは深く傷つき、彼と暮らすペントハウスから逃げだした。
数週間後、偶然レストランでエミリアノにでくわしたシエナは、口論のすえ転倒し、頭を打って記憶を失ってしまう。
名前すら思いだせない彼女に、医師は驚くべきことを告げた。
「あなたは妊娠しています」■順調に思えたヒロインの人生は、ほんの小さなほころびから、想像を遙かに超えた困難の渦へと巻きこまれていきます。
マヤ・ブレイクの筆も冴える、情感豊かなロマンスをお楽しみください。
更新中です。しばらくお待ちください。