涙のロイヤルウエディング
悪名高いプレイボーイに、無垢な心は盗まれて……。
「政略結婚ですか?」「ルイス王子はいつプロポーズを?」大混乱のなか力強い腕で高級車に押しこまれたサブリナは、救い主の顔を見て驚いた。
隣国の皇太子ルイスの弟、セブ――あまたの女性と浮き名を流す‘王家の黒い羊’だったからだ。
さらに驚くことに、彼はいきなりサブリナの唇を奪った。
生まれて初めて感じた甘いおののきに戸惑いながらも、祖国のために政略結婚を受け入れた彼女は夢想だにしなかった。
品行方正なルイスが恋人と駆け落ちして結婚式に現れず、代わりにセブと結婚させられることになろうとは。
■あまりにも魅惑的なセブとの愛なき結婚生活に苦悩するサブリナ。
父王に疎まれて育ったあげく突如として王位継承者となったセブは公務に忙殺され、夫婦の溝は深まるばかりで……。
人気作家が王室の光と闇を流麗に描く、ドラマチックなロイヤル・ロマンスです!
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