赤毛の公爵夫人【ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版】
‘少年’の正体を知ったとき、公爵の頭を望まぬ結婚がよぎった……。
いわれなき決闘を申し込まれたお父さまの命を守らなくちゃ!ジュリエットは少年に変装し、身代わりとして決闘の場へ向かった。
相手はロンドンきっての道楽者と噂のブレイボーン公爵。
公爵は代理人との決闘を渋ったが、彼女が挑発すると乗ってきた。
だが銃弾は、無情にもジュリエットの肩を貫き、彼女は気を失った。
一方、ただかすり傷を負わせて追い払うつもりだった公爵は、予想外の展開に慌てふためいた。
この子供が死んだら大問題になる。
彼は自分の屋敷に少年を連れ帰り、手当てをすることにした――そこから、すべての歯車が狂い始めることになるとも知らず。
■19世紀のイギリスでは、未婚女性が男性の屋敷で一夜を明かすのは御法度。
もしも社交界の噂に上るようなことになれば、公爵は責任を取って結婚をしなければならなくなります。
少年が実は決闘相手の娘だったと知った彼は、その事実を隠そうと奔走しますが……。
*本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル版となります。
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