官能の楽園?ベルサイユ宮殿の初夜?
「もっと締めつけろ。
もっと強く」秘密の愛人が王妃マリー・アントワネットに荒々しく命じる声がもれ聞こえて、今宵も侍女アラベルは頬を染めずにはいられない。
男の体から立ち込める甘い麝香の香り――ため息をついて廊下を歩いていると、黒い人影があらわれ、アラベルは捕まえられる。
見知らぬ男はアラベルを抱えあげると、腰に尖ったモノをこすりつけてきた。
冷たい床に押しつけられて、いまや、アラベルの下半身はむき出しだ。
男の指先が襞をかき分け、ピンク色に腫れあがった欲望の芯にたどりついた。
花芯を軽く摘ままれると、思わず喘ぎ声が出てしまう。
アラベルが可愛いお尻をよじったそのとき、大きくて長い蛇にいっきに貫かれたのに気づいて、はっと息をのんだ。
ヘアブラシの柄や、ときには侍女たちに指を入れてもらったことはあるけれど、男性自身を差し入れられたことは一度もないのに……。
アラベルが処女だとわかると、いっそう興奮をかき立てられたのか、男は激しい挿入を繰り返し始める。
そして、男からは麝香の甘い香りが……。
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