王子様のプロポーズ【ハーレクインSP文庫版】
書店経営者のフランチェスカはまたしても恋に失敗した。
地味で冴えない私を愛してくれる人はいないのかもしれない……。
打ちのめされた気持ちのまま出版社の催すパーティに赴くと、ある小国の眉目秀麗な王子が執筆した本が話題を独占している。
講演を依頼しようと王子を捜しているとき、男に声をかけられた。
話の流れで、王子が称号を振りかざしていることに我慢できないと力説したフランチェスカに、男は興味を引かれたようだ。
見知らぬ男にときめきながらも、彼女はその場を後にした。
まさか、彼がコンラッド王子本人とは気づきもせずに。
*本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。
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