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堕ちたエンジェル

墓石に‘ここに永遠の処女眠る’なんて刻まれるような一生はいやだっただけ。
■ぴったりした黒革に包まれた官能的な体、引き締まった長い脚。
エンジェルはバーに入ってきた彼女を見て驚いた。
話を聞いた限りでは、女学生のような女だとばかり思っていた。
いや、中身は世間知らずな女学生そのものだ。
こんな危険な場所に自ら飛び込んでくるのだから。
くそっ、この仕事も楽ではなさそうだ。
どうしよう、こんないやらしい酔っぱらいにからまれてしまうなんて。
コーリーは窮地に陥っていた。
このバーに入ったのは間違いだった。
‘いい子’でいる退屈な毎日から、抜け出したかっただけなのに。
そのとき、背後で低い男の声がした。
「彼女から離れろ」振り返ると、緑の冷酷な瞳、たくましい体、金のピアスが目に入った。
どうみても救いの主には見えない……コーリーの不安はさらにつのった。




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