俺は毎夜、ここに君を抱きに来る愛欲の褥で乱される……後宮恋絵巻あの人の正体が憎い皇帝だったなんて……! 後宮入りを命じられた翠明は、皇帝を寝所に迎えるが、彼女の前に現れたのは、父の正妻によって引き裂かれた初恋の人・遼青だった。<br />「ひとりのとき、俺との夜を思い出したか?」甘く淫らな愛撫に翻弄されながら、翠明の心は暗く翳る。<br />閉ざされた彼女の心を開くかのように、遼青は激しい勢いで翠明を抱くが!?