君はもう私から逃げられない。<br />なにがあっても私の伴侶だフィアンセから一方的に婚約破棄され皇女の侍女として宮廷で働き始めたイルゼ。<br />勤務中に偶然、皇帝ヴィルフリートの秘密を知ってしまい口封じのため気づけば彼の婚約者に!?「どうしてほしい? 口づけがいいか?」利害による関係のはずなのに、イルゼをしきりに甘やかし溺愛してくるヴィルフリート。<br />とまどいつつ彼に惹かれていくイルゼは――!?