物語好む姫、本物の帝からまさかの寵愛! 平安新婚絵巻
そんな表情は……私にしか見せてはいけない初恋の桜の君を想い続ける姫に帝から声がかかって!?初恋の’桜の君’を想い続けて十七歳になった豊子は宮中に尚侍として出仕することに。
尚侍は帝の妃候補の名誉職。
帝の目には留まらないよう祈りつつ仕事に励む彼女の前に桜の君が現れる。
「そうだ。
そうやって私にすがって啼いてくれ」彼の意外な正体に驚きつつ初恋を叶えられ幸せに浸る豊子。
だが帝の最初の妃の座を巡り宮中には陰謀が渦巻いて!?
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