剣客大名 柳生俊平
薩摩の野太刀示現流に俊平の剛剣が折れた! 危うし、将軍の影目付。
西国(諸藩の密貿易により銀貨が大量流出し物価高騰。
名奉行大岡忠相と俊平は、将軍吉宗の命で探索を開始。
薩摩藩主・島津継豊は……。
「俊平、銀の高値は銀不足から来ておる。
清国が我が国の銀を大量に買い漁っておる。
清国への流出に制限をかけているが、抜け荷があって、流出はおさまらぬ」将軍家剣術指南役で、将軍の影目付である、柳生家一万石の第六代藩主・俊平は、将軍吉宗から、薩摩をはじめ西国大名の密貿易の実態を、前南町奉行で現寺社奉行の大岡忠相と探索せよと命じられた。
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