居眠り同心影御用
八丈島からの赦免船が江戸湊に入ってきた時、『幻』の幕が上がった!流人の濡れ衣を晴らせ──。
南町奉行の内与力と、十万石大名の抱え力士から、居眠り番源之助に影御用!思いもよらぬ深い闇を暴け。
八丈島で一緒だった瓢吉って男の濡れ衣を晴らしてやってほしい──。
この正月に赦免船で十年ぶりに江戸に帰った元関脇の寅吉が、居眠り番・蔵間源之助に頼み込んだ。
深川の小間物問屋豊洲屋出入りの飾り職人・瓢吉は五十両を盗んだ咎で八丈に流されたが、無実を訴えつづけていたという。
また、北町奉行の内与力からも、同様の依頼が舞い込んで……。
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