剣客大名 柳生俊平
大川に架けた橋はなぜ二十年ほどで崩れる?俊平に調査の下命!将軍吉宗の承認を待たず、老中主座松平乗邑の采配で着々と根廻しが進む、浅草〜向島〈大川橋〉計画。
背後に西国の大藩の影も…。
将軍吉宗は剣術指南役で影目付の柳生俊平に下命。
──幕府の大川架橋はつねに厄介ごとに見舞われてきた。
多くの橋がわずか二十年ほどで崩れ犠牲者を出している。
今度の浅草から向島への大橋も、余の承認の前にすでに地価が上昇、さまざまな利権に老中松平乗邑までが浮き足立っている。
俊平、余が決定を下す前に、さまざまな調べをつくしてほしい。
頼んだぞ!
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