椿平九郎 留守居秘録
白昼の往来で無礼討ち。
証人がないと侍は罪人。
背後に二藩の「水争い」平九郎の横手藩が評定所に榛名藩を「水争い」で提訴!取水順選定の籤不正?二年前に天領から新領地となった取水源は榛名藩領。
椿平九郎が横手藩の留守居役となって一年半。
国許の六カ村が榛名藩を水争いで評定所に訴えた。
公事宿で六村長と打ち合わせた馬廻り役の秋月慶五郎が帰途、馬喰町で理不尽な町人からの無礼に斬り捨て御免の無礼討ちに及び、自身番に拘束された。
無礼を目撃した証人がいないと、秋月は単なる殺人犯。
水争いの探索と、証人探しに平九郎は立ち上がるのであった。
斬り捨て御免の罠……シリーズ第3弾!
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