土方歳三事件簿 神命党始末。30分で読めるシリーズ
さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の50ページ程度)【書籍説明】元治元年(1864)六月五日の池田屋騒動で、新選組は一躍名を上げた。
翌七月、前年文久三年(1863)の政変で御所を追われた長州藩が、「冤を禁闕で雪ぐ」と称して軍を率いて上洛した。
会津・桑名・薩摩藩をはじめとする幕府軍と御所の蛤御門(禁門)付近で衝突し、激しい戦闘となった。
新選組も出動し、軍功を立てた。
長州軍は幕軍に大敗し、新選組の武名は世に轟き渡った。
だが、倒幕浪士の過激な活動は止まなかった。
新選組は連日連夜京都市中を巡察し、倒幕浪士の取締りに奔走した。
倒幕浪士が集会する料理茶屋を襲撃した時、全く無関係な浪人が新選組に斬られて死んだ。
浪人を斬った隊士は謝罪に出向いたが、浪人の妻の美貌に目がくらんだ。
壬生界隈で、隊士と浪人の妻の仲が噂されるようになった。
新選組副長土方歳三に糾弾され、隊士は浪人の妻と心中した。
だが、歳三には心中事件に裏があるように思われた。
歳三は「壬生心中」の真相を探り当てることができるのか?
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