咎人の刻印
罪を犯した咎人たちの異能バトル、第4弾! 罪を犯して人の道を外れ、その罪ゆえに人智を超えた異能を宿す者たち《咎人(トガビト)》。
彼らは自分の罪が昇華する日まで、戦い続けるのだ。
令和のジャック・ザ・リッパーと呼ばれる殺人鬼・神無と、その相棒である吸血鬼の御影。
ともに咎人である彼らに、警視庁異能課の高峰から呼び出しがかかる。
それは、御影の双子の弟である刹那を甦らせて大混乱を招いた「狭霧」と名乗る人物の、暴走を止めてほしいというものだった。
実は狭霧というのは通称で、件の青年の本名は「獅堂八房」という。
彼は自分の異能をもって、反魂や屍体を操る術を使うのだが、これは、禁忌の術として厳格に統制されているものだった。
どうやら八房――狭霧は、自分のネクロマンシーの能力を駆使して、何かを甦らせようとしているらしい。
ところが、仲間の咎人たちも集結し対策を講じている最中に、隙をつかれた御影が狭霧の手に! 神無は御影を取り戻すべく、狭霧の根城である池袋のサンシャイン60へ向かうが…。
現世の理を歪めてまで、狭霧が甦らせようとした死者はいったい誰なのか。
そして、死者復活により発動した膨大なエネルギーが、都心にさらなる災厄を引き起こす!?
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