「BUTTER」著者渾身の女子大河小説。<br />大正最後の年。<br />かの天璋院篤姫が名付け親だという一色乕児は、渡辺ゆりにプロポーズした。<br />彼女からの受諾の条件は、シスターフッドの契りを結ぶ河井道と3人で暮らす、という前代未聞のものだった――。<br />