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高橋和巳・高橋たか子 電子全集 第1巻 高橋和巳 小説1『邪宗門』ほか

高橋たか子の人気作品集『人形愛』や長編『天の湖』『荒野』、小説集『怪しみ』、掌編「鏡狂」を収録。
1977年から1981年にかけて発売された小説集『人形愛』『怪しみ』と、長編『天の湖』『荒野』、さらに『山本美智代オフセット版画集2 銀鏡』(1976年9月刊)に収録された掌編「鏡狂」を収録した一巻。
『人形愛は』は1978年に発売された小説集で、「人形愛」「秘儀」「見知らぬ山」「結晶体」の4編からなる。
うち「人形愛」は、たか子が傾倒していた三島由紀夫作品の影響を受け、背徳思想と美意識が結びつき’女が犯す悪’を描いた作品として人気の高い一編。
長編『天の湖』(1977年12月刊)はカトリック受洗後初の作品として、内なるカトリック的主題が深く追求されており、『荒野』(1980年3月刊)は聖書の読み「あらの」と読ませるように『天の湖』の世界を深化させた神探求のための作品。
さらに小説集『怪しみ』(1981年3月刊)は「怪しみ」「招き」「顕われ」「誘い」の4編から構成されている。
解説と解題は、生前のたか子と交流のあった文芸評論家・山内由紀人氏が担当。
付録として、収録した単行本初刊の表紙画像を収録する。
※この作品はカラーが含まれます。




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