P+D BOOKS 天の歌 〜小説 都はるみ〜
人気絶頂で引退宣言の背景に中上健次が迫る。
「春美は普通の子と違います」 浪曲が好きだった北村春美の母は、春美の才能を信じて’うなり’を教え込み、それによくこたえた春美は全国規模のコンクールで優勝。
翌年、都はるみとしてデビューすると、「アンコ椿は恋の花」「涙の連絡船」「好きになった人」と毎年のようにヒットを飛ばし、当代随一の歌手に上り詰めた。
ところが、それから20年後、都はるみは「普通のおばさんになりたい」と突然、芸能界からの引退を宣言。
その背景には何があったのか――。
都はるみ本人はもちろん、市川昭介ら関係者への丹念な取材をもとに中上健次が綴った、渾身のノンフィクション小説。
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