生きのびられたのは偶然(チャンス)だった。<br />ぼくと家族が生きのびたのは、まったくの偶然(チャンス)だった。<br />『よあけ』や『あめのひ』など、日本でもよく知られる絵本作家、ユリ・シュルヴィッツ。<br />ユダヤ人である彼が第二次世界大戦にまきこまれたのは、まだ4歳の頃でした。<br />ナチスドイツ軍の攻撃のあと、ポーランドを脱出し、家族とともに各地を転々とした日々の生々しい記憶を、豊富なイラストとともに描き出します。<br />