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小学館世界J文学館 スノーフレークの話

※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。
その雪のひとひら(スノーフレーク)は空の高みで生まれた。
ある寒い冬の日に、空で生まれた雪のひとひら……スノーフレーク。
スノーフレークは空から地上に舞いおちていき、長い長い旅を始める。
自分は何者なのか。
だれが自分をつくったのか。
わからないまま、スノーフレークの一生はスタートする。
地上に降り立ち、そりにひかれて悲鳴をあげたり、雪だるまにされたり……。
やがて春になり、スノーフレークは雪どけ水になり、川に注がれ、水車を乗りこえて進んでいく。
雨粒……レインドロップと出会い、恋におちる。
子どもたちも生まれ、湖から大河に流れ、やがては海へと注ぎ込む。
「雪のひとひら」(矢川澄子訳)のタイトルで長く知られてきた名作を清新な日本語で新訳! 現代の視点からの翻訳で、原作の新しい魅力が再発見できる!※この作品は一部カラーが含まれます。




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