小学館世界J文学館 カトーレンの王
※本作品は『小学館世界J文学館』(紙版)に収録されている同タイトルの作品と同じ内容です。
王にふさわしいのは誰? オランダの政治家が書いた社会派物語。
50年ものあいだ国を治めていたカトーレン国の王が死んだ。
王の死後、次の王は即位せず、6人の大臣が政治を行っていた。
王が死んだ日に生まれた少年、スタッハは、17歳になったとき、ある決意をする。
「ぼくがカトーレン国の王になる!」大臣たちは、そんなスタッハに王になるための試練として7つの任務を課す。
「デシベル市の、大群の鳥の金切り声を終わらせろ」「ブキノーハラ市の、落ちると爆発するザクロの木を切りたおせ」「スモーク市の、7つの頭を持つドラゴンをたおせ」…どれもこれも困難な課題ばかり。
はたしてスタッハは、任務をクリアしてカトーレンの王になれるのだろうか? オランダの副首相を務めた政治家・児童文学者のヤン・テルラウが書いた社会派児童文学が、初めて日本語になって登場!※この作品は一部カラーが含まれます。
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