B+ LABEL 籠の鳥は夜にささやく
抱きしめてくれる翼と愛をささやく唇なしに私は生きていけない。
だからお願い…。
その国には、険しい山に住み空を羽ばたく翼を持つ鳥人と、豊かな実りの森に住み地を歩く人間がいた。
人間にとって、鳥人を狩りその羽を飾ることは富と名誉の象徴だった。
ある日、名門クラウス家の子息で17歳のアーヴィラントは、屋敷の森で漆黒の翼を持つ、美しく精悍な鳥人の青年・グラウルと出会う。
彼は我が身を守ろうと、アーヴィの喉元に剣を突きつけ殺そうとする。
刹那、見つめ合う2人の間に芽生えたのは、憎しみではなく許されない想い…。
やがて密やかなその愛は、思わぬ事態を生むことに?! 鳥人と人間、囚われる者と捕らえる者。
理解されない関係の2人が織りなす、透き通った熱い純愛ロマンス!!※この作品は、パレット文庫として配信された作品と同じ内容のものです。
サイズの大きいイラストに入れ替えて作成しております。
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