茶々姫恋綺譚
お茶々の初恋物語。
切ない2人の結末は…浅井三姉妹、お市の方の長女・お茶々の初恋物語。
茶々がまだ7歳だったころ、信長の小姓・松千代と出会う。
いつしか2人は互いに惹かれ合い恋に堕ちる。
しかし、信長の姪である茶々と、一介の小姓にすぎない松千代とでは、あまりに立場が違い、なかなか周囲に2人の関係を打ち明けられないでいる。
さらに茶々には、大きな秘密があった。
それは、浅井長政の遺児、茶々の弟である万寿丸を人知れず匿っているのだ。
このことが信長に知れたら、万寿丸は、確実に消されてしまう。
松千代が知ってしまった時、松千代は茶々を選ぶのか、それとも信長への忠誠を選ぶのか…。
茶々の激動の人生の幕開けに、1人の少年との恋があった。
感動の歴史大河ロマン。
松千代の心は、茶々の中で永遠に輝き続ける…。
※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
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