王宮呪い師の最悪な求婚
天才青年の暴言は世界一甘い口説き文句!?新米王宮呪い師になったエレインを待っていたのは、天才・変人・無表情で有名な青年ラキスヴァデリの補佐という任務。
性格は最悪だけれど呪い師としては超一流のラキス。
出世のためにエレインはラキスの世話係として奮闘するが、いつか彼を踏み台にしようと決意している。
けれどもラキスは「僕を追い抜くなんて絶対無理だよ。
エレインは抜けていて、かわいいね」と暴言気味の言葉を吐きながら、頭を撫でてきたり抱き上げてきたりと、エレインの感情を逆なでしてくる。
「やっぱりラキスなんか大嫌いだ」と思うエレインだったが、なぜか最近、彼の言葉が甘い口説き文句に聞こえて動揺するように…。
そんな頃、王宮に謎の蛇が出没、人々を襲いはじめる。
蛇にかまれた者は「愛する人の記憶」を失う呪詛にかかってしまうらしい。
エレインは勝手な行動をするラキスに反発、自分ひとりで事件を探ろうとするが!? 傍迷惑なほどピュアなふたりの、すれ違いラブロマンス!※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。
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