正直な娘
青春小説+恋愛小説の傑作、待望の電子化!「世界は変えられないと知ったから、わたしは自分のほうを変えることにした」――タレント志望の栞、ロックファンでイギリス留学を夢見るサチ、仕切り屋で優等生の裕子、ヤンキーではからずも妊娠してしまう矢野、そして精神を病んで転校する萌絵。
5人の女ともだちと恋人の岸田くんとの交流。
「わたし」の15歳から16歳までの青春を、みずみずしい文体で描いた傑作。
絶賛を博した長篇小説を電子化。
<思春期の少女の世界を描いたこの作品の、一人称の語り口は綿菓子のようだ。
それはティーンエイジの美しさとともに、危うさを想起させる>(井上荒野さん)<人生のこの時期だけの、誠実さや狡猾さ、臆病さや陽気さ。
冒頭を読んだだけで私は嬉しくなってしまった。
ああ、健気で厄介な女の子たち!>(江國香織さん)
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