連理の枝
久しぶりの外出から病院へ戻る途中のことだった。
近くを通り過ぎた車の水しぶきが、私の真っ白なワンピースにかかった。
頭に来た私は缶を車に投げつけた。
それが彼との出会いだった。
彼、ミンスは、ゲームメーカーの青年起業家。
顔もいいし、モテ男だ。
そんな彼が、私に付き合って欲しいと何度も言ってきた。
最初はからかっているのかと思ったけど、どうやら本気のよう。
でも、私には付き合うことが出来ない。
付き合う権利だってないのだ。
だって、私の命はあとわずかなのだから…。
チェ・ジウ主演映画「連理の枝」ノベライズ。
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