スクールセイバー
学園のトラブルを解決せよ!ユーモア小説。
母校の珠城学院高校の体育教師として赴任した桐野一寛(イッカン)は、「スクールセイバー」の一員でもあった。
メンバーは、教頭の魚塚誠(ウオッカ)、国語教諭の範田初、数学教諭の尾根勝哉、英語教諭のジョー・ラベリス、用務員でありもつ焼き「あらい」店主である荒井二郎の6名。
スクールセイバーには、学校で起きる不祥事の数々に対し、表に出ないように収めるという任務があった。
救命処置の授業を行っていたイッカンは、ふざけた生徒に平手打ちをしてしまう。
生徒の母親の代理人である弁護士から、校長に抗議があった。
そして、その生徒は学校への欠席を続けてしまう。
もつ焼き「あらい」でのスクールセイバーの話し合いは、体罰についての議論が盛り上がったが(「平手打ちの代償」)。
進学校でありながら、生徒による賭け麻雀や競馬、果ては卒業式での爆破予告も。
スクールセイバーは「あらい」で作戦会議を行いつつ、動き出す。
ただし、動くのはいつも一番若いイッカンなのだが。
そして、イッカンの意中の人である小宮知子との仲は進展するのか。
読めばもつ焼きが食べたくなる、書き下ろしユーモア小説第2弾!
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