愛しのジュエラー
ジュエリーの魅力を伝える書き下ろし小説。
花岡ジュエリースクールの皆美みな美と喜多川北斗は、学園祭で共同制作した‘清流の紅葉’が高評価された。
それを見たニューヨークの宝飾店から、譲ってもらえないなら、オリジナル作品の制作をという依頼が届く。
そのキーワードは、ジャポニズム。
みな美とパールの展覧会に行った北斗は、消極的なみな美に対して、ジャポニズムの歴史を向井先生に聞いたり、日本らしい宝石や素材、デザインなどについて調べ始める。
一方のみな美は、家に迷い込んだサビ猫を保護し飼い主を探したところ、持ち主が人気アイドルグループのメンバー・内田敦だったのでびっくり。
敦は、先日仲良くなった老女・内田多美の孫だった。
しかも、週刊誌に写真を撮られ、二人が交際しているかのように書かれてしまう。
みな美は、恋心を抱きながらも、自分との境遇が違いすぎる北斗との距離を持とうと努めていた。
北斗は、あこがれのジュエリー作家である、J・Qに会う。
正体がわかって驚いた北斗だったが、自分の作品に何が必要なのか、理解したのだった。
北斗は、どんなオリジナルジュエリーを作るのか。
みな美との恋の行方は!?書き下ろしシリーズ、第2作! ※【ご注意】この作品にはカラー写真が数点含まれております。
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