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廓の与右衛門 控え帳

遊廓を舞台にした艶物時代小説、登場! かつて江戸柳生道場の四天王の一人と言われ、吉原では「闇夜の歳三」の名もあった大木歳三。
吉原で三笠太夫のために人を殺め、京都・島原遊郭に移ってきた。
歳三は、大門開閉の務めのために大門脇の番屋に詰める「与右衛門」とも呼ばれていた。
与右衛門の前に現れた若者は、佐山甚四郎と言い、太夫の初音の弟だった。
その甚四郎が、何者かに殺される。
そして、初音から父親の仇を取りたいと聞かされ、その相手が初音の客の一人である楽隠居の見斎、すなわち藁谷右近だと知る。
初音に自分が仇であることを知らされた見斎は、初音の父親と親しくなる余り、佐山一家が切支丹であることを知り、逆に斬りつけられたのだと言うのだった。
見斎は、脇差しを己の腹に差し、初音を昨日身請けして自由の身にさせたことを告げて果てた。
与右衛門は、甚四郎を殺した犯人に迫るのだった。
(「第一章 男傾城」) 美しき女たちが集うきらびやかな遊廓を舞台に、欲にまみれた男やいうに言われぬ人情の絡みから起こる厄介事を与右衛門が解決していく。
第八回、小学館文庫小説賞を受賞した艶物時代小説が、ついに電子化!




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