東京タワーが完成し年が明けた昭和34年、日本の空は広かった――。<br /> 駄菓子屋を営みながら児童小説を執筆する茶川竜之介や油まみれで車の修理に追われる鈴木オートの則文をはじめ、三丁目に暮らす多くの人々のその後にはまたいろいろとドラマが……。<br /> 映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」公開に先立ち、作家・山本甲士が前作にひき続き描く珠玉のノベライズ小説。<br />どんなに時代が移り変わろうと、変わらない大切なものがここにはある。<br />