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鸚鵡楼の惨劇

‘イヤミスの女王’の最も危険なサスペンス。
1962年、西新宿。
十二社の花街に建つ洋館「鸚鵡楼」で惨殺事件が発生する。
しかし、その記録は闇の中に葬られた。
時は流れて、バブル全盛の1991年。
鸚鵡楼の跡地に建った超高級マンション「ベルヴェデーレ・パロット」でセレブライフを送る人気エッセイストの蜂塚沙保里は、強い恐怖にとらわれていた。
「私は将来、息子に殺される」――それは、沙保里の人生唯一の‘汚点’とも言える男の呪縛だった。
そして嵐の夜、セレブママたちが集うチャリティ・バザーの最中に、第二の惨劇が幕を開ける。
2013年まで半世紀にわたり、因縁の地で繰り返し起きる忌まわしき事件。
その全貌が明らかになる時、かつてない驚愕と戦慄に襲われる!! 大ベストセラー『殺人鬼フジコの衝動』をはじめ、‘イヤミスの女王’として女性を中心に熱狂的な支持を受ける著者が放った、最も危険なミステリー。




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