政治的に正しい警察小説
社会派ミステリー作家が放つ問題作。
‘ポリティカル・コレクトネス’をコンセプトにした警察小説の依頼を受けた、新人作家・ハマナコがたどり着く境地とは……!? 表題作「政治的に正しい警察小説」ほか、偶然通りかかったカレーショップで、生き別れた母の思い出の味に再会した大学生の僕とその‘隠し味’をめぐる「カレーの女神様」、25歳の若さで亡くなった‘史上最強の棋士’紅藤清司郎の没後20年にあたり、彼の軌跡を取材したライターがたどりつく真相を描く「神を殺した男」など。
驚愕と感嘆にあふれた全6編を収録。
『ロスト・ケア』『絶叫』など社会派ミステリーの新鋭が放つ、ブラックユーモアミステリー集が文庫オリジナルで登場。
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