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海と月の喫茶店

温かな涙を誘う、思い出のおやつ。
祖母の死を機に田舎から街に引っ越して、父親と弟との三人暮らしを始めた女子高生の香月。
だが、転校先では友達ができず、母親代わりの家事もうまくこなせず、父親ともぎくしゃくして、居場所を見つけられないまま、寂しい気持ちを抱えて毎日を過ごしている。
ある日、隣の席にすわる男子生徒のノートを間違えて持ち帰った香月は、そこにいくつものデザートレシピが手書きされているのを見ておどろく。
「あの間宮くんが、ケーキ作り?」 クラスの中心人物である間宮立海は、いかにも都会的な洗練された男の子。
気後れするほど苦手なタイプの彼が、誰にも内緒で菓子作りをしているらしい。
立海の意外な趣味を知った香月は、秘密を守る代わりに、菓子作りを教えてほしいと持ちかける。
渋々ながらも、立海は香月の師匠役を引き受けてくれることに。
夜だけ開く喫茶店でデザート作りをする立海を手伝いながら、懐かしい祖母のおやつを思い出す香月。
ホットケーキ、プリン、かぼちゃぜんざい。
誰かに認められるために、自分なりの味を作ろうと気負うけれど……。
思い出の味は、きっと幸せの味。
切なくて優しい青春ストーリー!




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