P+D BOOKS 白球残映
永遠の野球少年の胸に染み入る直木賞短篇集。
思春期の頃、年齢の近い叔母に密かに寄せた熱い恋心。
亡くして初めて知った父の意外な一面。
トレードに出されたベテラン・プロ野球選手とリストラ進行中の会社に勤める中堅社員という、岐路に立たされた男2人の友情。
輝かしい成績を残しながらも突如プロ球界を去った名投手の秘密……。
野球をモチーフに、野球少年なら誰しもが通過するホロ苦い挫折、郷愁などをさわやかに描いた短篇集(野球描写がない作品を1編収録)。
胸に染み入る第113回直木賞受賞作。
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