ジャナ研の憂鬱な事件簿
彼女はもうジャナ研に来ないかもしれない。
彼女はもう、ジャナ研に来ないかもしれない――。
新鋭が書く、爽やかで切ない日常系ミステリー第4弾。
写真部から、金賞を獲得した被写体の金魚が盗まれた。
居合わせたジャナ研の面々は、真犯人を見つけようとする。
(「金魚はどこだ?」)介護施設で、とある老人の部屋が荒らされた。
啓介は手がかりを探るうちに、あまりにも切ない真実にたどりつき……。
事実の公表を巡って真冬と意見が分かれるが、互いにどうしても引けず、そのままぎくしゃくしてしまう。
(「スウィート・マイ・ホーム」)真冬がジャナ研の部室に姿を見せなくなってから1か月以上が経った。
交通事故に遭ったユリもしばらく学校を休んでいる。
そんなとき、啓介はA棟の空き教室で「女の幽霊を見た」と後輩から助けを求められる。
(「ジュリエットの亡霊」)身のほどを気にして、傷つかない道を選ぶのは間違っているのか? 綺麗なだけではない真実を暴くのは、正しいことなのだろうか?真冬の卒業を数か月後に控え、人間関係が大きく動く第4弾!※「ガ報」付き!※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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