COMIC
GAME
G動画
G写真
ラノベ
通販
いいね
Rank

ツタよ、ツタ

直木賞作家が描く「幻の女流作家」の運命!明治の後期に、沖縄の士族の家に生まれたツタ。
父親の事業の失敗によって、暮らしは貧しくなり、父親が亡くなったことで母と二人きりの暮らしになった。
しかし、女学校の友人・キヨ子の家で音楽や文学に触れるうち、「書くこと」に目覚める。
雑誌の短歌欄へ投稿を始め、千紗子という筆名に出会い、自分の裡にあるものを言葉にし始めた。
窮屈な世界から自分を解き放つ術を得たツタは、やがて「作家として立つ」と誓う。
高校卒業後の教員としての仕事、異国での結婚、愛する我が子との別れ、思いがけない恋愛――さまざまな経験を経て、ツタはとうとう作家としてデビューする機会を得た。
昭和七年、婦人雑誌に投稿した短編小説が意外な形で評価されたのだ。
ところが、待ち受けていたのは、思いもよらない抗議だった……。
『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』で直木賞を受賞した著者が、実在した「幻の女流作家」と呼ばれるひとりの女性の数奇な運命を描く。




ユーザレビュー
  • 0
  • 0
  • 0



ライトノベル・小説
©LOQUY 2018-2024 AllRight Reserve.